GH6 の感想
感想・気になった点などGH5との違いを書いていきます。
随時、追記していきます。
・ 重さ・大きさ
若干、軽くなった。GH5は、ワイコン(NH-WM75)が200gあるのでそのせい。本体は約100g重くなっています。どちらもバッテリーは入った状態で、GH6はカードなしの状態です。レンズ先端(フード込み)の長さは若干長くなったがほぼ変わらず。GH6のレンズはキットレンズです。
重さの比較 |
ワイコンは、もともとGH4の 4K撮影モードでクロップされるための対策でいれたので、とりあえずはなしで行く予定です。
・手振れ補正
車載動画の補正レベルでいうと、GoProの手振れ補正に近いレベルまで行っていると思います。(手持ちの GoPro7 との比較ですが)手振れ補正(車載動画的)の効きは、GH6 > GH4 >> GH5 (微ブレ)の様な感じです。微ブレを処理すると、GH6 > GH5 > GH4 というような感じです。GH4 はレンズのみの手振れ補正なので、微ブレは出ませんが、ロール方向(回転)の補正がないので、その点は厳しいです。
・電池・給電
GH5とは電池が変わりましたが、GH5の時の物も使えます。充電も出来ます。GH5 (4, 3)用の電池が5個ありますが、そのうち使えるのは2個くらい。あとは「無反応」か「寿命です」みたいな表示が出ます。USB type-C を指しておくとカメラ内のバッテリーに充電もできるので、便利です。上の動画(新東名)の撮影では、約3時間位撮影しました。この時に、車のUSB端子から給電して、バッテリーは減らずに撮影できました。モバイルバッテリーを買う必要はないかもしれないです。但し、4K60P(UHD)での撮影でしたのでそれほど電力は使わないモードなのかもしれないです。この辺はさらに検証していきます。
・感想など
- 音が良くなった。24bit 録音ができます。96kHz のサンプリングレートも選択できますが、48kHz で多分十分。
- 色合いは若干かわった?ので、後処理の手順を要調整
- 4K60P 10bit (422) で撮れるようになった。上の開通動画はこのモードでの撮影です。
- 手振れ補正しなくてよくなった関係もあるかもしれないですが、解像感が上がっています。
- mov, mp4 / avc h265 ProRes といろいろ撮影フォーマットがあり結構複雑。上の東名の動画は、4K60p (UHD) mov 10bit 422 (avc) 200Mbps での撮影です。多分この設定が一般的かも。車載動画は長くなるのでALL-Iとかは使わないです。海老名SAで、速いSDカードがいっぱいになったので、海老名SAから先は、4K60P mp4 HEVC 8bit 420 100Mbps に落としてとっています。https://youtu.be/G6NxBA75vsI この動画の6:27 以降設定を変えて100Mbps になっています。編集するときは違いが若干わかりますが、編集後はあまり違いは判らないので 100Mbps の方でも十分かもしれません。
- キットレンズ(LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.)は、トンネル内のLED照明でもゴーストが出ないので素晴らしいです。(単にそういうLED照明なのかもしれないです)今年の桜の動画は、GH5のキットレンズ(LUMIX G VARIO 12-60mm) で撮ったのですが色乗りがVARIO-ELMARITの方がいい気がします(気のせいかも)
- Webcam にも使えます。(GH5と同じ) しかも、USBから給電されるのでほとんどバッテリーは減らずに Webcam として使えます。
- 【バグ?】トンネルに入ったところ(急に暗くなる部分) で映像にノイズが乗ります。なぜなのか、調査中。デコードの問題かと思いましたが、カメラ側で再生しても同じなのでカメラの問題っぽいです。約10フレーム位、以下の画像のように帯が出ます。そのうち修正されると思いまが、ほぼ全部のトンネルに入ったところで出ているので結構つらいです。