遅すぎるレンダリング

After Effects 2014でのレンダリング時間です。
2015はさらに遅いです。


レンダリング開始から11時間経過し、残り39時間です。元動画の長さは、44分(2倍速で22分です)
After Effects 2015 では、ほぼ同じエフェクトで1分の動画のレンダリングに4時間とか出て気絶しそうになりました。それに比べると 2014 は速いです。


タイムワープ(2倍速) ピクセルモーション補完 + ピクセルモーションブラー  + RMSB です。
倍速をかけた時のブラーのかかり方をいろいろ試していて上記の組み合わせになりました。

上の動画の編集行程は以下の通りです。

(1) 撮影データをEDIUSに取り込み、結合する。不要部分をカット
(2) 同EDIUSで書き出し
(3) 書きだしたデータを Premiere Pro で編集 (テロップ、倍速、色調整, BGM)
(4) Premiere Pro で mp4 で書き出してアップロード

アップロード後、どうもいろいろ足りない気がしたので再編集中です。最初の画像の通り。
再編集の行程は以下の通りです。

(1) 撮影データをEDIUSに取り込み、結合する。不要部分をカット
(2) EDIUSで手ぶれ補正(Mercalli)、ノイズ除去 (NeatVideo)を適用
(3) EDIUSで書き出し (HQX)
(4) 書きだしたデータを Premiere Pro で編集 (色調整、BGM)
(5) Premiere Pro で mp4 で書き出し
(6) After Effects 2014 で mp4 を読み込み、エフェクト (タイムワープ 2倍速、ブラー、ブラー RMSB)
(7) mp4 でレンダリング + 書き出し (← いまここ)

(6)を Premiere でやらない理由は、フレームブレンドで2倍速にすると後半の時間がずれる現象が出たためです。(2016 1/31追記) この問題は、Premier Pro CC 2015.2 で修正されたようです。
AfterEffectsのタイムワープは、ピクセルモーションブラーも付いていてこちらのほうが高機能で綺麗にブラーがかかるためです。タイムワープの後に、更にモーションブラー (RMSB)をかけています。ブラーは、どちらも 360度にしました。

12/19 追記:
まだやってます。残り時間は大幅に増え、合計57時間になりました。

12/20 追記:
もうすぐ終わりそう。残り17分。経過時間65時間。


約66時間で完了しました。チェックしたところエンコードミスと思われる部分が2箇所・・・・
通常ならやり直しますが、また66時間のレンダリングは無理なので、そのまま上げます。
レンダリング自体は、一応、最後までエラーなく完了しましたので (途中で停止してそのままになることもあるため)良しとします。
上にある動画とこの動画を並べて見て比較しました。ブラーがかかっている(66時間かかった動画)の方がなぜかゆっくりに見えます。

完成した動画がこちらです。


After Effects の設定は、以下の通りです。忘備録としてキャプチャしておきます。


動画だとそれほど差はないように見えますが、静止画の比較では以下のようにかなり違いが出ます。上が今回のエフェクトで下が従来のエフェクトです。



※最近 (12/19頃) After Effects CC 2015 のアップデートが来ていたので速くなったかもしれないと思い、同じ処理を実行してみたところ、レンダリング開始 15分で、残り 151時間と表示され諦めました。

※ ちなみにマシンは、core i7 2600k (@4.5GHz, 16Gbyte) + GTX660 です。


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